当然ながら、コーポレイト・ブランドの構築は複雑にして微妙な仕事となる。
多くの企業が失敗した原因もそこにある。
万人受けしそうな新しいコピーを考えだし、あまねく商品ラインにそれを貼り付ければ、社員にも顧客にも同じような影響を与えるだろうと期待した企業もある。
あるいは新しいロゴを作って、全ての商品にそれをプリントすれば、コーポレイト・ブレンドの出来上がりと高をくくった企業もある。
これまた、失敗である。
コーポレイト・ブランド化に成功した企業
P&G、ソニー、マイクロソフト、ディズニー、など等
●「戦略の星」によってコーポレイト・ブランドを育成する
コーポレイト・ブランドには、プラスアルファの要素が必要になる。
強力なコーポレイト・ブランドを構築するには強力な、三つの基本要素が相互に作用しながら整合される必要がある。
1)ビジョン
2)企業文化
3)イメージ
*ビジョン・・・経営陣が自社に抱いている願望
*企業文化・・・組織の価値観、その行動や姿勢。すなわち、あらゆる階層の社員が自社に対して持っているイメージ
*イメージ・・・第三者が自社に対して抱く全体的な印象。そこには顧客や株主、マスメディア、一般大衆など、すべてのステークホルダーが含まれる。
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